2017-09-18から1日間の記事一覧

思い上がりについて2

我々がここで「思い上がった」と言う表現で呼ぶものにとっての条件は常に、現存在がある特定の「経験」の中に「嵌まり込んで」しまっていること、 現存在がその「テントを畳むこと」がもはやできず、「出発すること」がもはやできないと言うこと、にある。(…

宮本忠雄著 『思い上がり、ひねくれ、わざとらしさ』を読んで:思い上がり

思い上がりとは、高く登ることと遠くへ歩むことの、ある特定の不釣り合いに基づいている。(同書より)