並列化フレームワークの要件

1.有用性がある

2.ずじができる

3,語呂合わせができる

4.権威づけができる

5.認知限界の範囲で収まる。


1.について

ヒトモノカネというフレーム

生産要素としての人的資源(ヒト)、原材料(モノ),投資(カネ)を突っ込んで付加価値を与え、アウトプットを算出する。それを販売してカネに変えていく。


→情報、技術は?とか。

確かに必要だが、経営資源を考えるときは、これが基本になる。


逆に、戦略の5p→パースペクティブ(企業のビジョン).プラン(経営計画),プロイ(相手を出し抜く戦略),ポジション(市場における位置づけ),パターン(実際に行われた行動パターン)

という5つの類型は、経営戦略論の整理としては使えるが、ビジネスの現場では活用されにくい。


その他の分類

a.対象物が2つの場合

二項対立

→善と悪、定量と定性、理想と現実、主観と客観

→ある言葉が浮かんだときに、その対義語がすぐ浮かぶようならおk


b.対象物が3つ以上な場合


一筋縄でいかない。3c,4pなど、フレームワークはこれにあたる。

「5つの〇〇」「7つの△△」などもこのゾーン。

1.並列化思考の例

何を並列とみなすか、についての6つの切り口

1.事実による

ex.オトコとオンナ。縦とヨコ。

3つ以上でも、東西南北、春夏秋冬、英数国、47都道府県など。


2.法則による

ex.速度=距離÷時間

→公知より、距離時間の並列は担保される。


他には、会計、財務などの定量性のある法則。ex.売上高と利益、資本と負債、リスクとリターン、あるいは製造原価三要素(材料費、経費、人件費)など。

フレームワークの種類

フレームワークは3つある。


1.並列化思考→要素を並列化して考える

➡️ex.経営資源としての人、モノ、金

米本当に網羅性が確保されているのか?

2.時系列化思考→要素を時間の流れで分解して考える

➡️時間の流れの中でのプロセス化(自然)

米今週はこれ、来週はこれをやる。


3.2次元化思考→2軸で考える

➡️2つの軸からなるマトリックスを作成し、そのマトリックス上の位置付けから考える。

普段は使わない、もっともコンサルッぽいやつ。


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問題は、ここから何を導き出すか


フレームワークで整理しただけでわかった気になるのは、何も知らない状態よりある意味危険でもある。←フレームに区分した状態で思考停止してしまうため


◎「フレームワークなんて使い物にならない」か?


 

実際的な会社運営は生き物であって、静態的なフレームワークにあてはめようなどというのは、無意味である。


社会人だって、そんなことは百も承知である。


 


フレームワーク無用論も、「フレームワークで答えが出せる」ということに対して、「それはナンセンスだ」と言っているのであって、実はどちらも「フレームワークを使えば問題解決できるのではないか」という、根本的に間違った議論をしていると思われる。


 


フレームワークで自動的に答えが出せると思うのが「フレームワーク万能論」、答えが出せるわけではない、と考えるのが「フレームワーク無用論」である。


 


もちろんその意味では、フレームワークで答えが出せるわけもない。要するに、フレームワークをとらえる、そもそもの前提が間違っているのである。


人間の認知には一定の限界があるものなので、その意味では、妥協の産物であるともいえる。




 


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フレームワーク万能論,無用論への反論


ex.3c分析

3C(自社.company  

ベテラン技術陣が充実しており、生産技術のレベルが高い

顧客 customer 

市場規模はまだ小さいが、今後の成長性は高い

競合competiter

参入競合障壁は高いとは言えないが、まだ参入業者は少ない)

 これで完了か?

⇨スタートだいに立っただけ。